46 :名無しさん@12周年:2012/02/10(金) 17:09:09.70 ID:Q8PkEi5K0
為替介入すれば、1、2日間は需給関係に影響を与えることができ、円安にふれる。
でも円ドル相場は、中長期的には、円とドルの相対的な量的関係に依存する。
( ここ数年間では9割以上の相関関係がある。 )
通貨量の比率は変わらないので、その効果は一時的でしかなくすぐ消え、
金融緩和がなかったり米国が金融緩和すると数日で円高に戻ってしまう。
しかも介入の際、外為特会で借金 ( 政府短期証券の発行 ) して外貨債 ( ドル建てが多い ) を購入する。
購入した外貨債の目減りになってしまい、結局は損するだけで国民負担にはね返る。
円高阻止は、数十兆円の量的緩和でなければ意味も効果もない。
日銀は、金融政策決定会合でも5兆円程度の追加緩和しかしてない。
しかもちょろちょろ出しの後出しで、市場に対して何のメッセージにすらなってない。
日銀のやる気のなさが見透かされ、事実、より円高になってしまった。
FRBバーナンキのいう 「 買えるものはケチャップでもいいから何でも買い取れ! 」 じゃないが、
日銀は、出口戦略を考慮して市場規模の大きい国債 ( 公共事業とセットで ) を買い取りバランスシートを拡大させ、
増やしたシニョリッジ ( 通貨発行益 ) に裏付けされた量的緩和を行え!!
量的緩和では、特に予想インフレ率に働きかけてそれを上昇させ、
それで実質金利 ( = 名目金利 - 予想インフレ率 ) を引き下げろ!!
円安になるので、半年後に製造業がV字回復 → 1年後に設備投資と雇用が回復 → 3年後に内部留保を吐き出しデフレ脱却
→ 40兆円のGDPギャップ ( = 失業や非正規雇用化 ・ 低賃金化の原因 ) が解消される!!
インフレ2%で名目成長4% > 国債金利となり、消費増税なしで財政が健全化する!!
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